立憲民主党「1年以内に政権奪取」から5年、答え合わせ

話題

2020年9月、立憲民主党の小沢一郎氏は「1年以内に必ず政権奪取する」と語った。当時の見出しから5年。政権は取れなかったが、同じ党が「民主党」という略称をもう一度使うところまでは実現した。選挙結果と党の公式記録で、当たりと外れを分ける。

スポンサーリンク

2020年9月〜2022年6月、この見出しが並んでいた

【外れ】「1年以内に政権奪取」は間に合わなかった

1年後の2021年10月31日、衆院選で立憲民主党が獲得した議席は96だった。政権を担ったのは自民・公明の連立政権であり、立憲民主党への政権交代は起きていない。期限を「1年以内」と切った予告は、選挙結果で外れと確定する。

判定の線引き
その後も党が「政権交代を目指す」と言い続けたことは、2020年の期限付き予告が当たったことにはならない。ここで判定しているのは、目標そのものではなく「1年以内」という時期である。

【当たり】「民主党」の略称は本当に再登場した

2022年1月の見出しは、立憲民主党と国民民主党が「民主党」という略称をめぐって協議を始めるというものだった。立憲民主党の2月25日の会見記録でも、両党が同じ略称を使っていることと、参院選に向けて意見を聞いていることが確認できる。

「立憲民主党と国民民主党は『民主党』という略称を重複して使っているかと思う」
— 立憲民主党・泉健太代表記者会見(2022年2月25日)

さらに同党は4月19日、参院選比例代表の届出略称を「民主党」とする方向を決定し、4月22日にはその理由を説明した。「使わない協議」ではなく、実際には両党が同じ略称を使う展開になった。見出しの「協議を始める」は当たりだが、協議の結論まで含めると逆向きだった。

【不正確】当サイトの「横ばい」は、減った数字を薄めていた

2021年10月31日の当サイトは、立憲民主党を「議席ほぼ伸びず横ばい」と書いた。しかし衆院選結果調では、立憲民主党は小選挙区57、比例39の計96議席だった。旧立憲民主党の選挙前勢力は109議席で、結果は13議席減である。

当サイトの表現 公的記録で確認できる数字 判定
議席ほぼ伸びず横ばい 96議席。選挙前勢力109議席から13減 △ 不正確

「政権交代に失敗した」という大きな結論は当たっていた。それでも、自分たちの見出しが「減少」を「横ばい」に置き換えていた点は、当サイト側の外れとして残る。答え合わせで一番先に見るべきなのは、勝敗より数字の主語だった。

答え合わせ一覧

2020〜2022年に言われていたこと 判定
小沢一郎「1年以内に必ず政権奪取する」 × 外れ(1年後も政権交代せず)
野党、国政選挙7連敗確定 ◎ 当たり(2021年衆院選でも政権交代せず)
立憲民主党の議席はほぼ横ばい △ 不正確(96議席で選挙前から13減)
参院選の選挙協力に向けた協議を始める ◎ 当たり(党公式記録で協議・調整を確認)
「民主党」の略称を使わない協議を始める △ 不正確(協議後も両党が「民主党」を届出)

5項目のうち、期限付きの政権奪取は外れ、選挙協力の協議は当たった。一方で、当サイト自身の「横ばい」と、略称を「使わない」という見出しは、結果の一部だけを見ていた。大きな方向が合っていても、数字と条件を落とすと判定は変わる。

出典

コメント

  1. 我々には永遠の5年後がアルニダ

  2. 暇だから何か書いてやろうかな
    政権奪取とか未だ夢見てんのか、雁首並べて脱脂粉乳でも飲んどけ

タイトルとURLをコピーしました